Dixim Digital TV plus for I-ODATAで再生ができない

2016年11月16日追記
Windows10対応版では、ディスプレイアダプタがIntel HD Graphicsのみ対応となっています。
NvidiaやAMDのグラフィックアダプタは現時点では対応していないのでインストールできません。

IODATAサイト http://www.iodata.jp/lib/product/d/3533_win10.htmの変更履歴から確認できます。ていうかREADMEにも書いといて欲しいですね。

■ → Ver.1.10(2015/09/02)

・Windows 10 Home / Pro に対応しました。
 
 ※ 本インストーラを適用後は、 Intel製GPU(HD Graphics以降)を使用している環境のみ動作保証対象となります。以下のように動作条件を満たさない場合は、本インストーラを適用しないようお願いいたします。
 
 動作条件を満たさないケース:
  1. NVIDIA や AMD のGPUのみを使用している環境
  2. Intel製GPUを使用しているが、プライマリディスプレイへの出力には NVIDIA や AMD のGPUを使用している環境

そんな感じなので、私はStation TV LinkというWindowsアプリに乗り換えました。お値段も2,000円ぐらいなのでお手頃ですよ。

 

 

以下、元記事です。

Dixim Digital TV plus for I-ODATAを使用して、DTCP-IPで著作権保護された動画がネットワーク経由で再生できない問題についての記述です。

今回のOSはWindows8.1 Mediaplayerのバージョンは12です。

メディアサーバー(KDDIのひかりTV用STB ST1100R と IODATA製NAS HDL2-A4.0/E)
に接続しようとすると80070057のコードとともに再生できない旨のメッセージが表示されます。

調べるとwindows media playerのDRM情報の整合性がとれないために不具合が生じるということのようです。
こちらにフォーラムでのやりとりがありますが、長くてわかりにくいので端的にどうやったら改善できたかとハマったポイントについて記載しておきたいと思います。

  1. サンプルファイルをmedia playerで再生する→再生できない
  2. フォルダオプションで隠しファイルとシステムファイルを表示するように設定変更する
  3. C:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRM のフォルダ内のファイルを削除する
  4. 再度サンプルファイルをmedia playerで再生する
  5. DRMの取得を行うようにダイアログが表示される→実行
  6. DRMのアップグレードが必要とのWEBサイトが開く→アップグレードする
  7. 完了したらサンプルファイルを再生する→ここで再生できた
  8. Dixim Digital TV plus for I-ODATAを起動してメディアサーバーに接続する→再生できた

以上が私の作業で行った流れです。

ハマった原因は

3.C:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRM のフォルダ内のファイルを削除する

において、C:\ProgramData\Microsoft\DRMの中のデータを見ていた(windowsが抜けていた)というのが問題でした(汗)
ずいぶんファイルが少ないなとは思ったんですが、完全に勘違いでしたよ。
環境によってはC:\ProgramData\DRMにデータが入っていることもあるようで、過去のデータを引き継ぎながらOSをアップグレードしてきたり、ハードウェアを更新したりしているとこのようになるようです。

ケアレスミスでしたが、なんとか再生できるようになって良かったと思いました。

ちなみにIODATA製NAS HDL2-Aは初めて見ましたが、かなり処理も早くていいなと思いました。
だんだん家庭用NASも使えるようになってきましたね。