okiのレーザープリンターC301dnにサービスコール990が出た時の話
みなさまこんにちは!クレヨン・ネットワーク ちょいサポの鈴木です。
結論から申し上げますと、サービスコール990(service call 990)はブラックのトナー交換で直りました。ブラックのトナーの突起部に回転位置を示すための反射板のようなものが入っているんですが、それとどうやら関係あるようです。youtubeで参考動画はありましたが、同じようにやっても私の環境では改善しませんでした。しかし他の互換トナーに交換してみたところ無事に復活しました。
長い前置き
プリンターって本体価格は安いんですが、トナーやインクが非常に高い。というかそれで利益を出すビジネスモデルなんで適正と言えば適正価格なんですけど、やはり気持ちとしては「ちょっと高いなぁ」って思ってしまいませんか?
そういう時に安いトナーを探していると目に飛び込んでくるのが互換トナーや互換インク
場合によっちゃ詰め替えインクなんてものもあります。私は全部使ったことあります(笑)
詰め替えなんて、大失敗して床一面にインクをぶちまけたこともあります(汗)
互換品は当然メーカー純正ではないのでメーカーの保証や不良品にあたる可能性、故障を引き起こす可能性などがないわけではありません。
そのリスクと引き換えにランニングコストを抑えられるということで自己責任で使用するものということになります。
確かに私の経験上もたまーに変な互換品に当たってしまって、インクが詰まって故障したりということはありました。
しかし今回のトラブルはレーザープリンターが故障したと思ったら互換トナーが原因だったよというお話です。
うちは印刷することがあまりないのよ
私の事務所では沖電気のC301dnというカラーレーザープリンターを使用しています。
5年保証なのに当時は販売価格が1万円ほどまで安く出回りまして、うちだけではなくお客さんのところにも数台販売しました。
純正トナーは1本4~5,000円ぐらいです。4色セットで買うと2万円超えちゃう。
これで印刷可能枚数は1,500枚ぐらいです。高くないですかね?安いのかな?…
まぁうちみたいな貧乏個人事業主にはちょっと痛い価格なんですよ。しくしく(T_T)
そこでアマゾンで適当に互換トナーを買って使ってきてたわけです。
今までは問題もなかったので、気にもしてませんでした。色合いとかも別に気にするような印刷物はないし、そもそもうちは印刷して請求書を郵送するようなことがほとんどないので、プリンターも月に数枚印刷するかどうかという程度の頻度なんです。
トラブル発生 service call 990
ところが、前回交換したトナーを使いはじめてから数か月が経ったある日、プリンターの液晶画面にエラーが表示されました。service call 990というやつです。
マニュアルを確認すると載っていないコードです。okiのプリンターは故障が少ないことで定評があるので自然故障は考えにくい。5年の保証期間すら経ってないし。
やっぱ、互換トナーに問題があったのかなぁ。関係ないのかなぁと色々検索もしてみたんですがなかなか情報が出てこない。
トナーを差しなおしたり、ベルトユニットとかも確認してみるけど故障っぽいような異変がみられません。原因はなんだろなぁと思いながらも、じゃあもうインクジェットでいいやとメインプリンターのインクジェット機で印刷は済ませておりました。
ほらね。先送りするといざという時に困るんだ
レーザープリンターの事は、気にはなるものの困っているというほどでもないので、数か月放置しておりました。そんな折、印刷物で100ページぐらいの印刷を数部上げなくてはならない用件ができまして、レーザープリンターを使おうとしたんですが、そういえばこいつは壊れてるんだったと思いだしました。
やべぇ。明日には投函しなきゃいけないのに間に合わん。
コンビニで印刷することも考えましたが、100ページもあると価格も高いし、失敗に気が付いたらやり直しに家に帰るのも面倒だしなぁ。
結局、インクジェットに任せた。けどめっちゃ時間かかる。
うちのインクジェットは一応ビジネス用のインクジェット複合機なので、印刷はそこそこ早いです。両面印刷もできるし、これでことは足ります。仕上がりはちょっと気になるけど、もうインクジェットでいいやと数百枚の印刷をお願いすることにしました。
結果、ちゃんと印刷はできたし投函もできました。インクは買い置きがあったので途中交換もしたけど、全然問題なかったです。1時間ぐらいかかったけど…
しぶしぶ問題を解決することにしましたよ
普段は問題解決が生きがいみたいな仕事をしているので、問題の先送りはあまりしない主義なんですが、困ってないし、お金もかかるんだもん。先送りしたくなっちゃうよね。
でも今回みたいなことがあるなら仕方がない。やっぱりちゃんとやっつけとこうと思いました。そこで再度service call 990について検索をかけてみると、冒頭でご紹介した動画がみつかったわけです。数か月前にはなかったんですけどね。だけどアップロード日は2年前とか3年前になってるね。おかしいなぁ(汗)
結局、私に見つける気がなかったんでしょうね…
動画からヒントを得る
この動画の内容というのはブラックのトナーカートリッジの部品に不具合があるからそれを手動で調整して戻せば動くようになるよというようなものでした。
実際に同じようにやってみたつもりだったんですが、うちの環境ではエラーは回避できませんでした。なんでやろな。
でも、ここのセンサー部に問題があるということなら、別のカートリッジと交換すれば動くんじゃないの?と思い、アマゾンでやっすい互換トナーのセットを購入しました。
トナー到着、そして解決!しないやん!
さくっとトナーは届きましたが、さっそく交換してみたところ、違うエラーが出るようになりました。カートリッジロックノイチガタダシクアリマセン(カートリッジロックの位置が正しくありません)エラーコード 544となりました。イエローの固定レバーの異常という内容です。544以外にも555,556,557はそれぞれのカラーのロックの位置がおかしいですよーという内容です。
ですが、イエローのトナーカートリッジの青い固定レバーを何回やり直してもエラー表示が出ます。んーやっぱ故障なのかな。と思ったけど一応検索。
すると、[amazon_textlink asin='B003OQTU80' text='ベルトユニット' template='ProductLink' store='crayonnetwork-22' marketplace='JP' link_id='432da203-cfbe-11e8-a3e1-7f326a8db721']がちゃんと固定されてない時にも固定レバーのエラーは出るぜ!というアドバイスを発見!
このプリンターはメンテも簡単なので、複雑そうに見える部品もごっそりユニットごと外してプリンター最底面のベルトユニットにも簡単にアクセスできます。
一度ベルトユニットを外してつけなおしてみたところ、エラー表示もなくなり正常に印刷できるようになりました♪
やったね!だけど印刷する用事がないよ!やっぱり使わないじゃないか!うわーん。